＊オールオン4

「すべての歯を失った方」への先進治療

重度の虫歯や歯周病、事故、加齢などにより上下どちらか、あるいは両方の歯をすべて失ってしまった方へ向けた最新の選択肢が、「オールオン4（All-on-4）」です。

オールオン4は、わずか4〜6本のインプラントで、すべての歯を支える固定式の人工歯列を構築する治療法であり、1日で仮歯まで装着できることも可能な、革新的アプローチです。

本ページでは、オールオン4の仕組みや他治療との違い、メリット・デメリット、治療の流れ、症例、費用やリスクまで、わかりやすく網羅的にご紹介します。

オールオン4とは？

「オールオン4（All-on-4）」とは、片顎に最少4本のインプラントを埋入し、それを支台として連結された12本前後の人工歯を固定する治療方法です。

ポルトガルのパウロ・マロ医師が開発し、世界中で30万人以上が受けているとされる、信頼性と実績を兼ね備えたシステムです。

従来の治療との違い

• 全ての歯に個別インプラントを埋入せず、必要最小限（4〜6本）で支える
• 骨移植や長期治癒期間を避けられるケースも多い
• 手術当日に仮歯の装着が可能（即時荷重）
• 取り外しの入れ歯ではなく、固定式の一体型補綴

メリット・デメリット

メリット

• 取り外し不要の固定式で、まるで天然歯のような生活
• 手術当日に仮歯が入る（即時荷重）ことで見た目も安心
• インプラント本数が少なく、費用・侵襲が抑えられる
• 骨の少ない方でも角度を工夫することで骨移植不要のケースも

デメリット・注意点

• すべての患者が即時荷重に適応できるわけではない
• 外科手術を伴うため、一定の全身健康状態が必要
• 治療費は保険外で高額（自費診療）
• 日々のメンテナンス・定期的な通院が不可欠

従来の総入れ歯・多本インプラントとの比較

比較項目	総入れ歯	多本インプラント	オールオン4
固定式かどうか	取り外し式	固定式	固定式
外科侵襲	不要	大（10本前後）	中（4〜6本）
噛む力	20〜30%	90%以上	80〜90%
審美性	やや劣る	優れる	非常に優れる
違和感	強い（異物感あり）	少ない	ほぼなし
費用	安価（保険可）	高額	やや抑えられる
治療期間	短期	長期（半年以上）	短期（1日仮歯可）

適応症と禁忌症

適応となる方

• 全顎的に歯を失っている、または保存困難な状態
• 総入れ歯が合わず、固定式を希望される方
• 骨の移植を避けて治療したい方
• 手術後すぐに見た目を回復させたい方

適応外となる方（慎重適応含む）

• 重度の糖尿病・免疫疾患・抗がん剤治療中
• 喫煙習慣が強い方（禁煙の協力が必要）
• 骨量が極端に少なく、傾斜埋入も不可能な場合
• メンテナンス通院が困難な方

治療の流れ

1. カウンセリング・CT診断：骨の量や形、適応可否を精密に分析
2. 治療計画と費用説明：仮歯の有無、手術内容を丁寧にご説明
3. 手術当日：残存歯がある場合は抜歯 → インプラント4〜6本埋入 → 仮歯装着（即時荷重）
4. 治癒期間（約3か月）：骨とインプラントの結合を待つ
5. 最終補綴物の装着：ジルコニアやハイブリッドなどで製作された人工歯を装着
6. メンテナンス：3〜6か月ごとの定期管理で長期安定

症例紹介（ビフォーアフター）

よくあるご質問（FAQ）

費用と保証制度

• オールオン4（片顎）： ¥1,980,000〜¥2,750,000（税込）
• 仮歯〜最終補綴含む一式費用（全顎）： ¥3,960,000〜
• 保証： 最長10年保証（定期メンテナンスが条件）
• 治療期間： 仮歯装着は即日〜、最終補綴は3〜4か月後

リスク・副作用・薬機法への対応

オールオン4は外科手術を伴う自由診療です。手術後に腫れ・出血・痛み・一過性の知覚異常などが発生することがあります。使用するインプラント体・即時荷重システム・補綴材料は、国内承認または欧米で医療機器認可を受けた製品のみを使用しています。医師の管理のもと、安全性に配慮して施術いたします。

「噛める」「笑える」人生を、もう一度

オールオン4は、多くの歯を失った方に、再び自信ある生活を取り戻していただくための治療です。

入れ歯の不快感や見た目の悩みから解放され、自然に噛める、話せる、笑える毎日をサポートいたします。

ご興味のある方は、まずは無料カウンセリングへお越しください。

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