入れ歯が合わない方へ

 「入れ歯が動いて食事がしにくい」「噛むと歯ぐきが痛い」「何度調整しても違和感がなくならない」「人前で入れ歯が外れないか心配」とお悩みではありませんか 

入れ歯が合わない原因は、入れ歯そのものの形だけではありません。顎の骨や歯ぐきの変化、噛み合わせのずれ、残っている歯の状態、唾液量、筋肉の動きなど、複数の要因が関係していることがあります。

当院では、現在お使いの入れ歯を確認するだけでなく、お口全体の状態を検査したうえで、調整、修理、新しい入れ歯の製作、インプラント入れ歯、インプラント、オールオン4など、複数の選択肢をご提案します。

このようなお悩みはありませんか?

  • 入れ歯が浮いたり外れたりする
  • 食事中に入れ歯が動く
  • 硬いものを噛めない
  • 歯ぐきに痛みや傷ができる
  • 入れ歯を入れると吐き気がする
  • 話していると入れ歯が外れそうになる
  • 発音しにくい
  • 入れ歯と歯ぐきの間に食べ物が入る
  • 見た目が不自然に感じる
  • 金属のバネが目立つ
  • 入れ歯のにおいが気になる
  • 何度調整しても合わない
  • 入れ歯を作り直しても改善しなかった
  • できれば取り外し式の入れ歯を使いたくない

入れ歯の不具合を我慢して使い続けると、歯ぐきの傷、噛み合わせの乱れ、残っている歯への負担、顎関節や咀嚼筋への負担につながることがあります。

現在の入れ歯が合わないからといって、必ずしも同じタイプの入れ歯を作り直す必要はありません。お口の状態やご希望に応じて、さまざまな治療方法を検討できます。

入れ歯が合わなくなる主な原因

顎の骨や歯ぐきが変化している

歯を失うと、歯を支えていた顎の骨は少しずつ吸収されていきます。

入れ歯を作った当初は合っていても、時間の経過とともに歯ぐきと入れ歯の間に隙間が生じ、入れ歯が動いたり外れたりしやすくなります。

特に総入れ歯では、顎の骨や粘膜の変化が入れ歯の安定性に大きく影響します。

噛み合わせがずれている

入れ歯の人工歯がすり減ったり、残っている歯が移動したりすると、噛み合わせのバランスが崩れることがあります。

左右のどちらかだけに強い力がかかると、入れ歯が傾いたり、歯ぐきの一部に痛みが出たりします。

入れ歯の形が合っていない

入れ歯の縁が長すぎると、頬や舌の動きによって外れやすくなります。一方、縁が短すぎると、入れ歯を支える面積が不足し、十分な吸着が得られません。

歯ぐきの形だけでなく、頬、唇、舌、顎の動きを考慮して形を整える必要があります。

残っている歯に負担が集中している

部分入れ歯では、金属のバネをかける歯に噛む力が集中することがあります。

支えとなる歯が虫歯や歯周病で弱っている場合、入れ歯が安定しにくくなるだけでなく、残っている歯をさらに失う原因になることがあります。

唾液量が少ない

総入れ歯は、歯ぐきと入れ歯の間にある唾液が吸着に関係しています。

加齢、服用薬、全身疾患、ドライマウスなどによって唾液量が減少すると、入れ歯が外れやすくなったり、粘膜に痛みが出やすくなったりします。

嘔吐反射が強い

上顎の入れ歯が喉に近い部分まで広がっていると、吐き気や違和感を感じる方がいます。

入れ歯の形を調整することで改善できる場合もありますが、安定性とのバランスを考えながら慎重に調整する必要があります。

まずは現在の入れ歯とお口の状態を確認します

現在使用している入れ歯の確認

入れ歯がどの方向に動くのか、どの部分が痛いのか、噛み合わせがどのように接触しているのかを確認します。

入れ歯の変形、人工歯のすり減り、ひび割れ、金属部分の劣化なども詳しく確認します。

現在お使いの入れ歯をご持参いただくことで、合わなくなった原因を把握しやすくなります。

残っている歯と歯周組織の検査

部分入れ歯の場合は、入れ歯を支える歯の虫歯、歯周病、ぐらつき、被せ物の状態などを確認します。

支えとなる歯に問題がある場合は、入れ歯の調整や作り直しだけでは安定しないことがあります。

顎の骨と粘膜の確認

レントゲンや歯科用CTを用いて、顎の骨の量や形、歯根の状態、炎症の有無などを確認します。

インプラント入れ歯、インプラント、オールオン4を検討する場合には、顎の骨の状態を立体的に確認することが重要です。

噛み合わせと顎の動きの確認

上下の歯がどの位置で噛み合っているか、左右の噛む力に偏りがないか、顎関節や咀嚼筋に負担がかかっていないかを確認します。

入れ歯の安定性を高めるためには、形だけでなく噛み合わせの調整が必要です。

入れ歯が合わない場合の治療方法

現在の入れ歯の調整

入れ歯の一部が歯ぐきに強く当たっている場合は、当たっている部分を調整します。

噛み合わせがずれている場合には、人工歯の接触を整え、入れ歯が傾きにくい状態を目指します。

軽度の不具合であれば、調整によって改善することがあります。

入れ歯の裏打ち・修理

顎の骨や歯ぐきの変化によって入れ歯と粘膜の間に隙間ができている場合は、入れ歯の内側に材料を追加する裏打ちを行うことがあります。

入れ歯のひび割れや人工歯の脱落、金属部分の不具合については、状態に応じて修理を検討します。

ただし、入れ歯そのものの設計や噛み合わせに大きな問題がある場合は、修理では十分に改善できないことがあります。

新しい入れ歯の製作

現在の入れ歯が大きく変形している場合や、噛み合わせが著しくずれている場合は、新しい入れ歯の製作を検討します。

顎の形、歯ぐきの状態、頬や舌の動き、噛み合わせ、見た目などを確認しながら、患者さまのお口に合う入れ歯を製作します。

精密な入れ歯

精密な入れ歯は、お口の形や顎の動きを詳しく確認し、適合性、安定性、噛み合わせ、見た目に配慮して製作する自由診療の入れ歯です。

保険診療の入れ歯では、使用できる材料や製作工程に一定の制限があります。精密な入れ歯では、必要に応じて型取りや噛み合わせの確認に時間をかけ、患者さまのお口の状態に合わせて製作します。

精密な型取り

歯ぐきの形だけでなく、頬、唇、舌の動きも考慮しながら型取りを行います。

入れ歯の縁の長さや厚みを細かく調整し、動きにくく外れにくい形を目指します。

噛み合わせを細かく確認

顎の位置や動きを確認し、左右の噛む力が偏らないように人工歯を配置します。

噛み合わせが安定することで、入れ歯の動きや歯ぐきへの負担を抑えられる場合があります。

見た目に配慮した人工歯

歯の形、色、大きさ、並び方を確認し、患者さまの顔立ちや口元に調和する見た目を目指します。

前歯の見え方や唇の支え方、笑ったときの歯の見え方なども確認します。

金属床義歯

金属床義歯は、入れ歯の主要部分に金属を使用した入れ歯です。

プラスチック製の入れ歯よりも薄く製作しやすく、装着時の違和感を抑えられる場合があります。

熱が伝わりやすいため、食べ物や飲み物の温度を感じやすいことも特徴です。

ノンクラスプデンチャー

ノンクラスプデンチャーは、目立つ金属のバネを使用しない部分入れ歯です。

口元から金属が見えにくく、見た目に配慮できます。

症例によっては金属を併用して強度や安定性を高めることがあります。

インプラント入れ歯

インプラント入れ歯は、顎の骨に埋め込んだ少数本のインプラントを利用して、取り外し式の入れ歯を安定させる治療方法です。通常の入れ歯では歯ぐきだけで支えますが、インプラント入れ歯では、インプラントを固定源として利用します。入れ歯の動きや外れやすさを抑え、噛む力を改善できる可能性があります。

入れ歯が動きにくい

インプラントと入れ歯を専用の装置で連結することで、食事中や会話中に入れ歯が動くことを抑えます。

特に下顎の総入れ歯は舌の動きや顎の骨の吸収によって安定しにくいため、インプラント入れ歯が有効な選択肢になることがあります。

少ない本数のインプラントで対応できる場合がある

すべての歯をインプラントにする方法と比べて、少ない本数のインプラントで入れ歯を支えることができます。

必要なインプラントの本数は、顎の骨の状態、入れ歯の種類、噛み合わせなどによって異なります。

取り外して清掃できる

インプラント入れ歯は、患者さまご自身で取り外して清掃します。

固定式のインプラント治療よりも清掃しやすい場合がありますが、インプラント周囲と入れ歯の両方を毎日お手入れする必要があります。

修理や調整が必要になることがある

長期間の使用によって、入れ歯の人工歯や連結装置がすり減ることがあります。

定期的な点検と調整を行い、必要に応じて部品の交換や入れ歯の修理を行います。

インプラント

インプラントは、歯を失った部分の顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療方法です。入れ歯のように取り外す必要がなく、固定式の歯として使用します。一本の歯を失った場合から、複数の歯を失った場合まで、状態に応じて治療を検討できます。

固定式で動きにくい

インプラントは顎の骨に固定されるため、入れ歯のように食事中に動いたり外れたりすることがありません。

天然歯に近い感覚で噛める可能性があります。

周囲の歯を大きく削らない

ブリッジでは、失った歯の両隣を削る必要があります。

インプラントは基本的に独立して歯を補うため、周囲の健康な歯を大きく削らずに治療できる場合があります。

外科手術が必要

インプラントを顎の骨に埋め込むための外科手術が必要です。

顎の骨が少ない場合には、骨造成などの追加処置が必要になることがあります。

全身疾患、服用薬、喫煙習慣、歯周病の状態によっては、治療が適さない場合があります。

毎日の清掃とメンテナンスが重要

インプラントは虫歯にはなりませんが、周囲に細菌が蓄積するとインプラント周囲炎を起こすことがあります。

天然歯と同様に毎日の清掃を行い、定期検診でインプラント周囲の状態や噛み合わせを確認する必要があります。

オールオン4

オールオン4は、片顎につき4本を基本とした少数本のインプラントで、複数の人工歯が連結された固定式の歯を支える治療方法です。すべての歯を失っている方や、多くの歯を残すことが難しい方に検討される治療方法のひとつです。インプラントの本数や埋入位置は、顎の骨の状態や噛み合わせによって異なり、必ず4本で対応できるとは限りません。

固定式の歯を装着できる

オールオン4は、患者さまご自身で取り外す入れ歯とは異なり、基本的に歯科医院で固定する人工歯を使用します。

入れ歯の動きや外れやすさに悩んでいる方にとって、固定式であることは大きな特徴です。

少ない本数のインプラントで多数の歯を支える

失った歯の本数と同じ数だけインプラントを埋め込むのではなく、少数本のインプラントで一体型の人工歯を支えます。

インプラントの本数を抑えることで、手術範囲や治療費を軽減できる可能性があります。

手術当日に仮歯を装着できる場合がある

顎の骨の状態やインプラントの初期固定が良好な場合には、手術当日に固定式の仮歯を装着できることがあります。

ただし、すべての患者さまが即日に仮歯を使用できるわけではありません。

骨の量や質、噛み合わせ、全身状態などを確認して判断します。

残っている歯の抜歯が必要になる場合がある

重度の虫歯や歯周病によって保存が難しい歯が残っている場合は、抜歯とインプラント手術を同時に行うことがあります。

保存できる歯を抜いてまでオールオン4を行うべきかどうかは、慎重に検討する必要があります。

当院では、天然歯を保存するメリットと、固定式の人工歯に置き換えるメリット・リスクを比較して治療方針を決定します。

定期的なメンテナンスが必要

オールオン4は固定式ですが、歯と歯ぐきの間やインプラント周囲を毎日清掃する必要があります。

専用の歯ブラシ、歯間ブラシ、フロスなどを使用し、定期的に人工歯を取り外して清掃や点検を行うことがあります。

治療方法の違い

精密な入れ歯が向いている可能性がある方

  • 外科手術を避けたい方
  • 顎の骨が少ない方
  • 全身状態によりインプラントが難しい方
  • 取り外して清掃できる方法を希望する方
  • 費用をできるだけ抑えたい方
  • 現在の入れ歯よりも適合性や見た目を改善したい方

インプラント入れ歯が向いている可能性がある方

  • 通常の入れ歯が動いて困っている方
  • 入れ歯の安定性を高めたい方
  • 固定式のインプラントよりも少ない本数で治療したい方
  • 入れ歯を取り外して清掃したい方
  • 特に下顎の総入れ歯が外れやすい方

インプラントが向いている可能性がある方

  • 固定式の歯を希望する方
  • 入れ歯を取り外すことに抵抗がある方
  • 周囲の健康な歯を削りたくない方
  • 天然歯に近い噛み心地を希望する方
  • 毎日の清掃と定期的なメンテナンスを継続できる方

オールオン4が向いている可能性がある方

  • 多くの歯を失っている方
  • 残っている歯の多くを保存することが難しい方
  • 総入れ歯が大きく動く方
  • 固定式の歯を希望する方
  • 多数のインプラントではなく、少数本で全体を支えたい方
  • 手術後できるだけ早く仮歯を装着したい方

適した治療方法は、ご希望だけでなく、顎の骨、残っている歯、歯周病、噛み合わせ、全身状態などによって変わります。

診査・診断を行わずに、治療方法を決めることはできません。

治療方法を選ぶ際のポイント

固定式か取り外し式か

インプラントやオールオン4は固定式です。精密な入れ歯やインプラント入れ歯は取り外し式です。固定式は装着時の安定感が得られやすい一方、清掃には専用の道具や方法が必要です。取り外し式は、外して清掃できることが利点ですが、毎日の着脱が必要です。

顎の骨の状態

インプラント治療では、人工歯根を支える顎の骨が必要です。骨が少ない場合でも、骨造成やインプラントの埋入位置を工夫することで治療できる場合がありますが、外科処置の範囲や治療期間が増えることがあります。

残っている歯を保存できるか

残っている歯を保存できる場合は、その歯を生かした部分入れ歯、ブリッジ、部分的なインプラント治療などを検討できます。一方、重度歯周病や歯根破折などで長期的な保存が難しい歯が多い場合は、インプラント入れ歯やオールオン4を検討することがあります。

清掃のしやすさ

治療後の人工歯を長く使用するためには、毎日の清掃が欠かせません。手指の動かしやすさ、視力、生活環境、介助の有無なども考慮して、継続して管理しやすい方法を選ぶことが重要です。

治療期間と通院回数

入れ歯は外科手術を必要としませんが、型取りや噛み合わせの確認、完成後の調整が必要です。インプラント治療では、手術後に骨とインプラントが結合するまでの期間が必要になることがあります。オールオン4では仮歯を早期に装着できる場合がありますが、最終的な人工歯の装着までには経過観察が必要です。

費用

保険の入れ歯、自由診療の精密な入れ歯、インプラント入れ歯、インプラント、オールオン4では、費用が大きく異なります。治療費だけでなく、将来的な修理、部品交換、メンテナンスなども含めて検討する必要があります。治療前に必要な費用や維持管理についてご説明します。

治療の流れ

1.カウンセリング

現在の入れ歯に関するお悩み、食事で困っていること、見た目のご希望、治療への不安、費用や通院期間に関するご希望をお聞きします。現在お使いの入れ歯がある場合は、ご持参ください。

2.検査・診断

お口の中、残っている歯、歯ぐき、噛み合わせ、顎関節などを確認します。必要に応じてレントゲン撮影、歯科用CT撮影、歯周組織検査、口腔内写真撮影などを行います。

3.治療方法のご説明

現在の入れ歯の調整で改善できるのか、新しい入れ歯が必要なのか、インプラントを利用した治療が適しているのかを判断します。精密な入れ歯、インプラント入れ歯、インプラント、オールオン4など、それぞれのメリット、デメリット、治療期間、費用をご説明します。

4.前処置

虫歯や歯周病、保存が難しい歯、噛み合わせの問題などがある場合は、必要な治療を先に行います。インプラント治療を行う場合は、歯周病やお口の衛生状態を改善してから手術を行います。

5.入れ歯製作またはインプラント手術

入れ歯治療では、型取り、噛み合わせの記録、人工歯の確認などを行います。インプラント治療では、治療計画に基づいて人工歯根を顎の骨に埋め込みます。

6.仮歯・仮の入れ歯による確認

必要に応じて仮歯や仮の入れ歯を使用し、噛み合わせ、見た目、発音、清掃性を確認します。

7.最終的な歯の装着

お口の状態が安定した後、最終的な入れ歯や固定式の人工歯を装着します。装着後は、噛み合わせや歯ぐきへの当たりを確認しながら調整します。

8.定期メンテナンス

入れ歯の適合、インプラント周囲の状態、噛み合わせ、残っている歯の状態を定期的に確認します。入れ歯は長期間使用することで人工歯がすり減ったり、歯ぐきとの間に隙間ができたりするため、定期的な調整が必要です。

治療に伴うリスク・副作用

入れ歯治療のリスク・副作用

  • 装着後に痛みや違和感が生じることがあります
  • 発音や食事に慣れるまで時間がかかる場合があります
  • 顎の骨や歯ぐきの変化により、再調整や作り直しが必要になることがあります
  • 部分入れ歯では、支えとなる歯に負担がかかる場合があります
  • 使用状況によって入れ歯が破損することがあります
  • 自由診療の入れ歯は健康保険の適用外です

インプラント治療のリスク・副作用

  • 手術後に痛み、腫れ、出血、内出血が生じることがあります
  • 感染、神経障害、上顎洞への影響などが生じる可能性があります
  • 顎の骨とインプラントが結合しない場合があります
  • 骨の量が少ない場合は骨造成が必要になることがあります
  • 清掃不良によりインプラント周囲炎を起こすことがあります
  • 人工歯や部品が欠けたり緩んだりする場合があります
  • 喫煙、歯周病、糖尿病などにより治療結果に影響が出ることがあります
  • 自由診療のため健康保険の適用外です

オールオン4のリスク・副作用

  • 複数本の抜歯が必要になる場合があります
  • 手術後に痛み、腫れ、出血、内出血が生じることがあります
  • 顎の骨の状態によっては4本のインプラントで対応できない場合があります
  • 手術当日に固定式の仮歯を装着できない場合があります
  • 仮歯や最終的な人工歯が欠けたり破損したりする場合があります
  • インプラントの一部に問題が生じると、人工歯全体の修理や再治療が必要になることがあります
  • 清掃が不十分な場合はインプラント周囲炎を起こす可能性があります
  • 自由診療のため健康保険の適用外です

治療前に、選択する治療方法ごとのリスクや副作用について詳しくご説明します。

よくあるご質問

現在の入れ歯を調整してもらうことはできますか?

対応可能です。入れ歯の当たり、噛み合わせ、動き、変形などを確認し、調整や修理で改善できるかを判断します。入れ歯そのものの設計や適合に大きな問題がある場合は、作り直しをご提案することがあります。

入れ歯が合わない場合は、インプラントにするしかありませんか?

必ずしもインプラントが必要とは限りません。現在の入れ歯の調整、裏打ち、新しい入れ歯の製作、精密な入れ歯などによって改善できる場合があります。検査結果と患者さまのご希望を踏まえて治療方法を検討します。

インプラント入れ歯は普通の入れ歯と何が違いますか?

通常の入れ歯は歯ぐきや残っている歯によって支えます。インプラント入れ歯は、顎の骨に埋め込んだインプラントを固定源として利用するため、通常の入れ歯よりも動きや外れやすさを抑えられる可能性があります。

インプラント入れ歯は取り外しできますか?

患者さまご自身で取り外しできます。毎日取り外して、入れ歯とインプラント周囲を清掃する必要があります。

オールオン4と総入れ歯の違いは何ですか?

総入れ歯は、歯ぐきの上に装着する取り外し式の歯です。オールオン4は、顎の骨に埋め込んだインプラントに固定式の人工歯を装着します。安定性や噛み心地に違いがありますが、オールオン4には外科手術が必要です。

オールオン4は必ず4本のインプラントでできますか?

必ず4本で対応できるわけではありません。顎の骨の量、骨質、噛み合わせ、人工歯の設計などによっては、5本以上のインプラントが必要になる場合があります。

顎の骨が少なくてもインプラントはできますか?

顎の骨が少ない場合でも、骨造成や埋入方法の工夫によって治療できることがあります。ただし、骨の状態や全身状態によっては、インプラント治療が難しい場合もあります。歯科用CTによる検査を行い、治療の可否を判断します。

高齢でもインプラント治療はできますか?

年齢だけでインプラント治療ができないとは限りません。全身状態、服用薬、顎の骨の状態、清掃能力などを確認して判断します。外科手術が難しい場合には、精密な入れ歯など他の治療方法をご提案します。

入れ歯とインプラントのどちらがよいですか?

どちらにもメリットとデメリットがあります。

外科手術の可否、顎の骨の状態、固定式と取り外し式のどちらを希望するか、清掃方法、治療期間、費用などを比較して選ぶ必要があります。

治療中に歯がない状態になりますか?

可能な限り仮歯や仮の入れ歯を用意し、歯がない期間を短くできるように治療計画を立てます。ただし、お口の状態や手術内容によっては、一時的に仮歯を使用できない場合があります。

当院が大切にしていること

一つの治療方法だけをすすめない

入れ歯が合わない場合でも、治療方法は一つではありません。現在の入れ歯の調整、新しい入れ歯、精密な入れ歯、インプラント入れ歯、インプラント、オールオン4など、複数の選択肢を比較してご説明します。

残っている歯を慎重に評価する

オールオン4などの治療では、残っている歯の抜歯が必要になる場合があります。保存できる歯を安易に抜くのではなく、歯根、歯周組織、噛み合わせ、将来的な予後を確認したうえで判断します。

噛み合わせを重視する

新しい歯を装着するだけではなく、左右の噛む力、顎の位置、顎関節や筋肉への負担を考慮します。入れ歯やインプラントを長く使用するためには、安定した噛み合わせが重要です。

治療後の管理まで考える

どの治療方法を選んでも、治療後の清掃と定期的なメンテナンスが必要です。

患者さまご自身で管理しやすいかどうかも考慮し、長期的に維持しやすい方法をご提案します。

入れ歯が合わないと感じたらご相談ください

入れ歯が外れる、痛い、噛めないといった症状を我慢し続ける必要はありません。入れ歯の調整や修理で改善できる場合もあれば、新しい入れ歯やインプラントを利用した治療が適している場合もあります。当院では、精密な入れ歯、インプラント入れ歯、インプラント、オールオン4などを含め、現在のお口の状態と患者さまのご希望に合わせた治療方法を検討します。まずは現在お使いの入れ歯とお口の状態を確認し、どのような改善方法があるのかをご説明します。

自分に合った方法で噛む機能を取り戻しましょう

入れ歯が合わない原因は、入れ歯の形、噛み合わせ、顎の骨や歯ぐきの変化、残っている歯の状態などによって異なります。現在の入れ歯を調整することで改善できる場合もあれば、精密な入れ歯、インプラント入れ歯、インプラント、オールオン4などの治療が必要になる場合もあります。それぞれの治療方法には、固定式か取り外し式か、外科手術の有無、清掃方法、治療期間、費用などの違いがあります。当院では、一つの治療方法を一方的にすすめるのではなく、検査結果をもとに複数の選択肢をご説明します。入れ歯が合わない、噛みにくい、外れやすいとお悩みの方は、まずはご相談ください。

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